「米国人の父」といわれた偉人、ベンジャミン・フランクリン。
政治・外交・物理学・気象学で偉業をなし、国民の信を得てアメリカ独立宣言の起草委員にもなり健康でありつづけ、大きな財産をつくったアメリカンヒーロー。
こんなベンジャミンも、昔は何をやっても続かない自堕落な人だった。
そんなベンジャミンが、自分をどう変えたか。
ベンジャミンはあるとき、ふとかんがえた。
「自分の性癖、習慣が我慢ならん!」
「もっと清く正しくいきたい!」
それで自分に必要な「徳」を13個かんがえた。
その13の徳目とは以下の通り。
節制・沈黙・規律・決断・節約・勤勉・誠実。
正義・中庸・清潔・平静・純潔・謙譲。
そして「この13の項目に反する行為は絶対にしない」。
そうベンジャミンは心に決めた。
そうしてまたまた考えた。
「13項目を同時に守るのはむずかしい。
だから1週間に1個ずつ徳を守ることにしよう。」
そう考えて1週間に1個、徳を厳守すると決めjた。
たとえば1週間目は「節制」を守る。
そして2週間目は「沈黙」を守る。
そして3週間目は「規律」を守る。
・・・・
すると1年かけて各徳を4回守ることができる。
(52週÷13項目=4)
そうして1年間続けた結果、彼は乗り越えた。
自堕落な自分を乗り越えた。
それはとても幸せだった。
めでたしめでたし。