18.相生
907年_ワメく
10世紀_小林投手
907年、唐が唐が滅亡し、五代十国時代始まる。
相生に野球場なんかない。なければ作ってLまおう。マウンドに立っているのは、相生タイガースの工一ス小林投手こと朱全忠だ。小林投手に朱色の帽子をかぶせておこう。
黄巣の乱によって息もたえだえになっていた唐は、朱全忠にとどめをさされてー族皆滅亡した。朱全忠は黄巣の部下で、初め朱温といったが、首領黄巣を殺して唐に降伏したので、最高の忠臣という意味で全忠の名を与えられた。しかし、全忠はとんだ忠臣で、節度使に任ぜられて実権を握るや、名ばかりの皇帝哀帝から帝位を奪い唐の皇族をみな黄河に投げ込んで殺した。
快速球投手に投げられてはたまったものではない。みなワメ(07)きながら、黄河の水底に消えていったという。これホントの話。
唐が滅びて、宋がおこるまで(相生~姫路)のおよそ50年問、黄河流域に5つの短命な王朝が興亡しこのほか華中や華南などに十数個の独立国が並び立ったので、この時代を五代十国時代という。国内に戦乱炉続き、きわめて不安な時代であった。