本年秋公開
楽しみである
むろん、宮崎あおいさんとの出会いが
その核となる。
「怒り」
信じて裏切られるくらいなら
何も信じないほうがましだ
でもそれじゃあ心が死んでいるのと同じだろう。
何者かになろうとして、あるものを信じ、
信じたものから裏切られたと感じ、それでも
信じた私そのものは裏切れず疑いを信じたものにかける。
「怒り」は信じた私と信じたものへの
それが成就されることへの喜びの裏側の激しく勢いの強い感情だ。
あたかも命を奪いかねない行為を生み出すもとともなる。
しかし、それだからこそ、何も無いことよりは価値がある。
李監督
「『本気で何かを伝えたい。本気で何かに怒っている――』でも、その感情を容易に他人に見せることは出来ません。バカにされるのが恐いから。そうして、本気が目に見えなくなるほど、人を信じる事は難しく、疑う事は簡単になってしまいます。この作品は、人を信じるため、何より自分自身を信じるための力になれるよう、取り組みたいと思います」
宮崎あおい(槙愛子役)
愛子という、今までに出会ったことのない役を頂きました。李監督の現場はハードだと聞いていますが、素晴らしいスタッフ、役者の方たちとお芝居ができる時間を楽しみたいと思います。