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浄土真宗メモ

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法事の時、友人の丸鳩輝重君に頂いたメモです。

真宗の法事に関連したことがわかりやすく簡単にまとめてあります。


1.「お経」
お経(経典)には、釈尊(紀元前500年ころ)の教えが書かれおり、迷いや苦しみを超えていく道理が説かれています。釈尊の死後、教えを聞いた弟子たちによって経典が編さんされ、インドから中国ヘ伝わり漢字に翻訳され、日本には6世紀ころに伝わりました。膨大な数の経典がありますが、浄土真宗が拠り所とするのは
『仏説無量寿経』(大経)
『仏説観無量寿経』(観経)
『仏説阿弥陀経』(小経)
の三つで、合わせて「浄土三部経」と呼ばれています。

2.「お勤め」
真宗門徒は、お内仏の前で、毎日朝夕、家族そろってお勤めをしてきました。お勤めの内容は、「正信偈(しょうしんげ)、和讃(わさん)、御文(おふみ)」です。

3.「正信偈」
正信偈は正確には「正信信念仏偈」といい、浄土真宗の開祖である親鸞聖人(1173~1262)が製作されたものです。「偈」というのは、漢文による「うた」という意味で、念仏に救われた喜びと道理がうたわれています。

4.「和讃」
親鸞聖人が晩年に製作されたもので、ひらがな交じりの歌で仏さまの徳が讃えられています。一般の人が仏教に親しみやすいように作られました。約350首の和讀があります。「恩徳讃」もそのうちの一首です。

5.「御文」
本願寺第八代の蓮如上人(1415~1499)が、全国の門徒に対して、特に信仰の問題を中心に、ねんごろに教え導こうと、手紙(文=ふみ)の形式で書かれたもので、80通の御文が残されています。





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