7 .徳山
220年_コンクール
3世紀_内山田洋
220年は三国時代の始まりである。
魏(華北地方······首都洛陽) の曹操
呉(江南地方······首都建業) の孫権
蜀(四川省······首都成都)の劉備
この3人は「三国志」でおなじみの人物だ。
曹操は黄巾の乱を平定して華北を統一、さらに全域を統一しようとしたが赤壁の戦い(208年)で呉の孫権·蜀の劉備の連合軍に敗れ、以後天下は3分された状態カ続く。
曹操は名目上、後漢の献帝を奉じて自ら帝位につこうとしなかった。だから曹操の子の曹丕は「黄竜が現れた」との上奏があったのをこれ幸いと、天のお告げと祢して、献帝から帝位の禅譲を受けて魏を建国した。
これを見た孫権と劉備もならって帝位についたので、ここに魏・呉・蜀の三国時代始まった。
徳山で降りてみる。そこは在来線への乗リ換え駅で、三つの方角ヘ行く列車が待ち、ホームでは三人の運転士によるコン(20)クールが行われている。審査員長は内山田(3世紀)洋。ここではとくに魏の国行き(岩徳線緑由)の連転手の名まえ(曹操とその子曹丕)を大きく書いて列車にぶら下げておくこと。