43.清須
99_ルロウ
19世紀_手長ざる
1899年、義和団の乱(外人排斥暴動)おこる。
義和団は白蓮教徒のー派の秘密結仕であったが、たび重なる外国勢力侵略にたまりかねて「扶清滅洋」というスローガンをかかげて排外暴動をおこした。暴動はまず山東省におこり、各地に波及、20万人を越す大勢となって北京をめざして進撃を開始、外国人を恐怖の底に突き落とした。
これに対して8か国の連合軍が出兵、北清事変(1900年)となったが、清朝は責任を義和団に押しつけ、賠償金の支払いを認め、かろうじて中国分割をまぬがれた。
◆義和団事件······戊戌の政変のあくる年のことである。外国勢力の侵略によって失業し、ルロ(99)ウの民となった民衆が、のるかそるかの瀬戸ぎわダンといって立ちあがった事件。