ソヒョン
両班の娘ミリョンは若干心の病を患っていてそのうえ器量も良くなく、外出を嫌い、ひきこもりの生活を続けていた。ミリョンの母は劣等の心を抱き、近隣の人々にさえ娘を紹介することを拒んでいた。そんなおり、世子の妃選びが行われることになった。母は妃の候補としての資格がある娘を世に紹介することができず、夫が出張中、下女のヒャンソンを娘ミリョンとしてお披露目してしまった。ヒャンソンは才覚もすぐれ、なにより美しかったからである。その美貌はたちまちのうちに世間の知るところとなった。世子は一目見てヒョンソンに恋しまたヒャンソンも恋に落ちた。人知れず逢引を重ね世子は彼女を妃にすると約束した。それを知ったミリョンの父は激怒、事実を世間に対し明らかにしようとする。ソヒョンはひどく悲しみミリョンさえいなければとミリョンを外に誘い出し井戸に落として殺害した。ところがソヒョンに会いに来た世子にその現場を目撃されてしまったのだった。
韓国ドラマ 『三銃士』
ソヒョンを演じるのは