竹中彰元師
1867年10月29日生れ
1937年、日本は盧溝橋事件を機に日中全面戦争に突入、日本各地で青年の出征は増加の一途となった。同時に真宗大谷派をはじめ、日本仏教界はためらいなく積極的な戦争協力体制を作って行った。
しかし、明泉寺住職・竹中彰元師は、公然と「戦争は悪である」、「この度の事変について自分は侵略の様に考える」と発言して逮捕、有罪判決を受けた。これを受け大谷派も彰元師に厳しい処分を下した。
1945年10月21日、死去(77歳)
2007年10月、真宗大谷派は、彰元師に対する教団の処分を取り消し、謝罪を表明した。