ビデオに録画しておいたテレビ放送された映画で視聴した。恋愛もの好きの私にピッタリはまり、感動の涙を流しながらも俺ってやっぱ世間知らずの気持ちの悪いじじぃなんだうな、と落ち込んだ。
だけど、好きなんだよね。こういうの。
ヒロインはいわゆる不倫をしていた。わがままで自己中心的と思われる男の子ではなくいわゆる包容力のある大人の男性に惹かれる人のようである。社会的にある程度の地位を持ち寛容な心を持ち合わせた父親の影響だろうか。無論、エッチも好きだったはずである。性的にも相手の男性と相性が良かったと思われる。物語はヒロインが不倫相手と旅行をしようと約束し電車の駅で彼を待つところから始まる。この約束は彼女の一方的なものだったのかもしれない。来てくれなければこの関係はもう終わりである、と男性に告げていたのであろう。案の定というか、約束の時間になっても彼は現れない。二人の乗るはずだった電車は虚しく出発する。それは彼との終わりを告げるものであった。結局彼女は男にとって都合のいい女に過ぎなかった、ということである。