京都での旅
地獄体感
地獄・極楽と言えば
往生要集。
往生要集といえば
源信さんというお坊さん。
源信さんといえば
源信さんのお母さん、
息子がエライさんになっていい気になっていた時、それを
悲しんで一句
“後の世を 渡す橋とぞ思いしに 世をわたる僧になるぞかなしき”
人間だもの
漏らすのが生業、
それが地獄の有様というもの
悲しいものですが
それをやさしさとして生き返らせるのが
極楽というもの
…なのかな。