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Channel: 能寿のブログ
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世界から猫が消えたなら

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人はいつかは死ぬ。

誰もが知ってる。

でも、多くの人はいつ死んだっていいとか

どのように死んだっていい

とかは思わないだろう。

もし

明日死ぬことが解ったとしたら

どうするだろう?

こういう話はむかしからよく聞く問いだ。


この映画の主人公は

脳にできた悪性腫瘍で

医師から明日死ぬと告げられる

すると悪魔かなんだかが彼の前に表れて

取引を持ちかけられる

寿命を一日延ばすかわりに

世界から何かをひとつ消していくというものだ。

さて、どうなっていくことだろう。

イメージ 1

イメージ 2






世界に独立して

私というものがあるわけじゃあないのだろう。

核となる私があってそこにさまざまなものが寄せ集められて

結晶していくものでもなければ

大いなる宇宙統一意志のようなものがあって

それが私を創ったというようなものでもあるまい。


お釈迦様が説いたとされる

仏教の縁起

「此があれば彼があり、此がなければ彼がない、

此が生ずれば彼が生じ、此が滅すれば彼が滅す」

が思い起こされる。



宮崎あおいさんが世界から消えたなら…

考えたくもないけれど

もしそうなったとすれば

ここにいるかもしれない私は

もはや私ではない。



“あなたの

素敵な所を書きますね”


if は どの瞬間も if なのだ

そのたび私は過去とは違う私になる


自由なる意志というものは、その都度の自分が

違わないものを宣言し続けるということだろう、

自分の素敵なところを書くという。


それはきっと違う私へのメッセージなのだ。



ちなみに私は猫を飼っていない。
素敵なところもかけないし。





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